ロームシアター京都 レパートリー作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』



イベント概要Event Information
ロームシアター京都プロデュース「レパートリーの創造」シリーズ第二弾作品、早くも再演決定!木ノ下歌舞伎による古典と現代が往来するダイナミックな舞台がふたたび。
ロームシアター京都が主体的に作品製作に取り組み、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末永く上演されることを念頭にプロデュースする「レパートリーの創造」シリーズ第二弾として、2019年2月に上演された本作。演出、補綴、キャスト、スタッフ一丸となって壮大なスケールで描いた木ノ下歌舞伎による話題作を早くも再演します。長い変遷をたどり連綿と語り継がれてきた物語をいま再び参照し、コロナ渦の中むかえた2020年という節目の年に、新たに刻みつけます。
今回は初演の成果をさらに進化/深化させるべく、木ノ下、糸井による増補と新曲の書きおろしに挑みます。人間模様の造形と神話的世界を深め、作品はさらに壮大なスケールへと跳躍し、一つの決定版ともいえる領域へ到達することになるでしょう。
キャストでは、主人公・玉手御前の多様な側面を、幼少期から大団円の「合邦庵室の場(がっぽうあんじつのば)」まで、妖しさ、恐ろしさ、かわいさを持って見事に演じ、喝さいを浴びた内田慈、玉手の親の合邦道心、女房を武谷公雄、西田夏奈子が初演に続き演じます。その他伊東沙保らオリジナルキャストも引き続き出演しながら、一部配役には作品に新たな息吹を送り込む新キャストとして、確かな実力を備える谷山知宏(花組芝居)、永島敬三(柿喰う客)、永井茉梨奈が参戦。そして俊徳丸役では、声優としても活躍する期待の若手俳優土屋神葉の出演が決定。糸井に「ポテンシャルの塊」と言わしめたその才能が、新たな俊徳丸像を作ります。また、劇世界を俳優と共に構築する強力なクリエイティブスタッフ陣も初演時から変わらず参加。舞台芸術界に多大な功績を残しながら昨年惜しくもこの世を去り、舞台美術家・島次郎にとって最後のデザインとなった抽象から具体まで変化自在にシーンを構成する舞台美術も必見です。
期間 | 2020/11/2(月)~ 2020/11/3(火) |
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時間 | 2日(月)19:00開演、3日(火・祝)14:00開演 *受付開始、開場時間は未定です。 |
キャスト・スタッフ | 作:菅専助、若竹笛躬 監修・補綴・上演台本: 木ノ下裕一 上演台本・演出・音楽: 糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣) |
料金 |
全席指定 一般:3,500円 ユース(25歳以下): 2,000円 高校生以下:1,000円 *ユース(25歳以下)チケットは、公演当日に受付にて年齢が確認できる証明書(学生証、免許証等)をご提示ください。 *未就学児入場不可。12歳以下は保護者同伴の上、ご来場ください。 *演出の都合上、開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。 |
開催場所 | ロームシアター京都 サウスホール |
ホームページ | https://rohmtheatrekyoto.jp/event/57827/ |
お問い合わせ | ロームシアター京都チケットカウンター TEL.075-746-3201 |